2010年12月2日木曜日

R.I.P山崎宏

山崎宏さんをご存じか?

ちょっと前の報ステで特集組まれてて、
その存在知ったっちゃけれども、この人がどんな人か、
簡単に説明します。(以下記憶とネット調べ)
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「旧日本兵101歳医師 山崎 宏」

中国・山東省で60年間診療を続けている旧日本兵101歳の
日本人医師山崎宏。

山崎さんは日中戦争が始まった1,973年に歩兵として中国に渡ったが、
戦争の残酷さを目の当たりにして脱走した。
(日本兵が小さな中国人の子供を絞殺してるとこを見た)

脱走後は、日本軍に見つからないようにジャングルや山の中を逃げ回っていた。
食料も水も底を尽き、いよいよ死を覚悟した時、逃走中に山崎さんが出会った
中国人が、敵国人である山崎さんに食べ物を与えてくれた。

その時の恩を返すために、戦争が終わったあと、山崎さんは医者になるために
必死で勉強をして、医者になった。

その後いろいろと苦労はあったが、(戦勝国の日本人を中国人はいけすかない)
その真摯な医療行為がやがて地元の人々に受け入られていく。

お金のない人からは治療費もとらず、自分は家具も家電も持たず、
小さなアパートで質素な生活をしている。
現地では、「世を救う100歳の神の医師」という呼称で呼ばれている。
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その山崎さんが102歳で亡くなられたというニュースが今日の報ステで
放送された。

山崎さんがどういう人か書くために、いろいろ調べてたら
前の放送まっとうに受けて、感想書いてるこういうブログや、
放送の仕方に批判的なこういうブログもあったけど、
山崎さんが現地の人に愛され、尊敬されてたのは曲げられない事実。

今の日中のゴタゴタの外で、自分が受けた恩を返すためだけに
人生かけて、全力で中国人を助けた日本人がいたことを俺ら誇りに
思うべきよ。

だいたい恩義感じてても、人生かけて行動伴える人おらんでしょ。

「自分がしていることの全ては罪を償うため」とは、山崎さんの言葉。


天国ではゆっくり自分の時間を過ごしてください。

R.I.P

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