出血性十二指腸潰瘍

嫁さんが救急車に電話しようのが聞こえる。

そんな大袈裟にせんで、ちょっと横になっとけばオケイやー
て言おうと思うけども、言葉が出んわ、体動かんわ・・

顔洗おうと思って洗面台立ってたけども、急に景色が真横になってって
（バキのあれ）気付いた時にはぶっ倒れとった。


ピーポーピーポー


うちや。絶対うちやろこれ。はいきたー

救急隊員に何か聞かれるけど、全然言葉でらん・・
めちゃうんことゲボしたいし。

上半身裸のまま（冷や汗かいてたから脱いでた）担架で
救急車に運ばれるわし。通勤時間帯で世間様の目が痛い。

流れ作業で九州中央病院に救急搬送。
人生のチェックボックスの救急車のとこにレ点入った。

病院ついたらいきなし何か体中にいろんなもん刺されて全身検査へ。

刺すとこなくなったけん、パンティずるーむかれてチンチン近くに
何か刺されたのはずかった。ここら辺からもう人権蹂躙されてたな。

検査の結果十二指腸から血が出ててアカンと。
考えたら倒れる２，３日前からうんこ真っ黒してたけんなー。
「うんこ　黒い」で検索してでてきたここ見て、便秘気味やったけん
簡単な方で考えてたけども、やばい方やったかこん畜生め。

とりあえず内視鏡入れて出血してるとこ焼きとめますけども
その前に血が足りんということで、輸血することに。

いろいろ輸血に関するリスク説明されるけども、あー、わしもこれで
純血やなくなるんかーと、テンションさがったまま適当にハイハイ答えて
嫁さんにサインしてもらっていざ輸血。
どこのどなたの血かわかりませんがありがとうございました。

内視鏡２日間で２回入れたんかな。全然覚えてないけど。

一回目のときにどうしてもトイレ行きたくて、トイレいっていいですか？
て聞いたら、なかば強制的にオムツされたのが今回一番の屈辱やったな。
しっかりオムツ代課金されるしコンチクショーが。



HCUにて。管だらけ。

で、倒れた翌日には一般病棟に移されたんかな。
ここらへんの時系列があいまいみーまいん。

で、これよ。入院一発目の食事、流動Ａ。
これがくそまずい。この白い椀に入ってるのが流動食でから
ふすまの糊みたいなん。（食ったことないけど）



３分粥を経ての５分粥。５分でも全然。食えたもんじゃね。



退院する頃には全粥ちうて、やっとまともな食べ物出てくるんやけども
それでもやぱ病院食て何かまずい。

入院中は毎朝６時に看護師さんが回診にきて７時朝食、
12時昼食、18時夕食、22時消灯と月水金が男子の入浴日て
決まっている以外はやることなし。

最初のころはルールに全然なれんくて、それこそトイレa.k.a散歩
からの顔洗うのが唯一の楽しみやって、基本クソ暇い。
まぁ病人やからしゃーないけども。

心配かけたくなかったけん、入院したことあんま周りには
言わんようにしてたけども、

10月2日

よーこたんとパッチがお見舞いに来てくれました。
こん時俺まだ３分粥食ってたのにヨーコたんのＫＹな差し入れ本がくさこれ。

10月3日

有吉家が一家で。こはるテーブル上で抱かせてもらったけども
イヤイヤする力を支えきれない自分の体力の衰えが悲しかった。

昼からダイダイa.k.aＡＶ男優
男優さんからは日頃の不摂生を厳しく指摘されました。

10月5日

YORIAI御一行。しばっちとこんな形ではじめましてするとは。
こんときに撮った家族写真持ってきてくれた。出来上がりがキモうける。

大濠リレマラあとのダイダイ＆ヤッシーも。
俺も出走するつもりやったんがすまんの～

夕食時にあっちょも。
この後、みんなで晩ご飯とかうらやましすぎる。

他に、うちの両親やらお義母さんやら兄貴一家も
来てくれてホント方々に迷惑かけてしまったと、日々の不摂生と
運動不足を強く反省・・

約一週間の入院を経て10月7日無事退院しました。

一週間お世話様でした。


入院期間中のお友達。

最後に改めて。

今回ぶっ倒れたことで、一番心配をかけたのはＣでふ。
倒れた瞬間から退院まで自身は仕事しながら本当にいろいろと
世話を焼いてもらいました。

今まで何となく付き合いの延長くらいの感じで過ごしてた部分も
なくはなかったけれども、輸血時のサインとか入院の手続きとか
もれなく身内の人間としてやってもらったし、大袈裟かもやけどホント命救われた。
（倒れたタイミング的にもＣが出勤する５分前くらいやったもんな）

もともとタフな方じゃないけん、俺が洗面所でぶっ倒れたとこ見て
Ｃが一番血の気引いたろうに、冷静に救急車呼んだりとか
スッピンのまま救急車同乗したりとか、当たり前っちゃあ当たり前なんやろうやけど、
母は強してこういうこと言うんかな。母じゃないけど。何つーか絆を感じた。

面と向かっても言ったと思うけども、改めて本当にありがとう。
そして心配かけてごめんなさい。

今回最後にもう二度とこういうことはないように、大黒柱として
しっかりしていきますけん、これからもどうぞよろしくお願いします。

まずはウォーキングから再開しよ。